<10日(火)> フランクフルトでの生活が始まった。到着は10日。夕方着なので,いつもの宿Excelsiorに直行。ここは,ロビーやビジネスセンターに無料LANがある。関係者に到着報告。 さて,アパート探し。日本でコンタクトをとっていたAllgrundという不動産屋に電話をして,明日の11:30にホテルのロビーで待ち合わせをすることになった。その後,かみさんが新しい不動産屋情報を送ってきた。City-Residenceという。ここで候補が一気に6つほど増えた。下見のあと,そこも尋ねることにする。夕食は駅のソーセージ屋のRindswurstとパン。 <11日(水)> 11:30,ロビーでインターネットをしながら待っていたらNINAという女性がやってきた。それからAlteOperの近辺にあるアパートに車で移動。場所は公園の前。3階。部屋も広いしなかなかいい。でも,家具がお粗末。写真でもそうだったのだけど,どうしたものか...。家具付きアパートで家具は変えられない。NINAは契約したかったらファックスを送れといって用紙をおいて帰って行った。さて,本当にどうしたものか。 一度ホテルに帰って,1時半に現地に着くようにCity-Residenceを尋ねた。ここは物件の写真も多く,なかなかしっかりしたデータベースが動いている感じがする。で,行ってみたら中から人が出てきて,「問題は今昼休みってことなんだよね。2時にまた来れる?」ということ。たいした問題じゃない。一度Hauptwacheにもどったりして時間をつぶし,再度訪問。Christffersという青年と一緒に候補物件を調べてみる。実際には,5月入居だったりいろいろあったが,細かいデータをもらって帰る。 ホテルでかみさんと連絡をとりながら,結局2つに絞り込んでCity-Residenceに連絡。再び駅のソーセージ屋のBratwurstとパンで夕食。実はホテルのミニバーは無料。ビールが2本入っている。そのうち1本を飲みつつ夕食をとった。その後,最初の物件の写真をサイトにしてかみさんに見せる。 昼間,フランクフルトの中央駅の地下で面白いものを見つけた。広告が勝手に動く。しかも結構な速度で。ところが,写真を撮ったあと再度そこを通ってみると,この看板が倒れていて,酔っぱらいが警官に捕まっていた。どうやら戦いを挑んだらしい。この看板,夕方にはもう動いていた。そんなにすぐに修理できたのだろうか。さっきは割れていたぞ…。 大学からは,ゼミ報告が入る。発表した学生にはコメントを返して就寝。 |
AlteOperの側のアパート 動き回る看板 |
緑の建物の屋根裏部屋 |
<12日(水)> 朝からCity-Residenceと連絡。現地を見るのは4時からに決定。というわけでとりあえずすることもなく,あちこちうろうろしてみる。カリフォルニア米はどこで売っているかとか,いろいろわかった。3時半に,Handelstrasseのアパートに到着。周りの環境を写真に収める。4時前に不動産屋の人がやってきた。一緒にアパートに入る。古い作りの家で,階段を5階まで上がる。屋根裏部屋なのだ。入ってびっくり,すごく綺麗。改装したてだということだった。しかし…5階はたいへん。リフトもないし。 続いて,もう1件に。しかし,鍵が開かない。セキュリティロックがどうもうまく空かないらしい。これを見なきゃまずいのに…。あちこち電話をしてくれたりしたが,手の施しようもなく,明日また連絡するようにとのことだった。 夕食は,駅のソーセージ屋でハンバーグとパン。3年ゼミの報告が入ったので,個別にアドバイス。今日見た物件と,2件目の周辺情報をサイトにして連絡。 その後,いろいろ探していると,Ostendに良い物件があるのではないかということになり,明日見ることができるかどうか尋ねるメールをCity-Residenceに入れる。ホテルの予約が足りなくなりそうなので,16日のチェックアウトに変更。 |
<13日(金)> 朝から,15:00にOstendの物件前で待ち合わせする旨のメールが来た。また午前中はすることなく,あちこちパトロール。2時過ぎに現地に行き,周りの様子を撮影。時間通りに不動産屋の人が来て,3階の物件に。なかなかいいんだけど,どうもトイレと風呂がもう一つ。しかも,トイレと風呂には出入り口が2つあって,客室と主寝室から同時に入れる不思議な構造。ちょっとどうかなぁ…。 2件目は昨日入れなかった所。今日はすんなり開いた。中はたくさん絨毯が敷いてあって,家具もそれなり。印象は一番良い。でも,狭い。ライティングデスクがない。でも,個人的にはここが気に入った。本当は写真をたくさん撮って,協議の上で決めたかったのだけど,ホテルの予約も切れるし「ここにします」と言ってしまった。月曜日に契約書を交わして,鍵をもらったら荷物を入れられる。引っ越し完了だ。 ホテルに帰って,今日の成果をウェブにして連絡。ところが,かみさんと意見が合わず,延々とチャット。やはり広い方がよかったか。新しい家具もいいしなぁ。でもなんだか裏通りなんだよなぁ。スーパーも周りにないし。屋根裏に住むってのも風情あるしなぁ。などいろいろ長短を比べて迷う。この時点で,最初のとOstendの物件はもう除外。いろいろ意見を聞いていると,なんだか早まったような気がしてきた。結論がでないまま,就寝。 そう,夕食は駅のソーセージ屋のチーズハンバーグとパン。 <14日(土)> 今日は不動産屋もお休み。何もできない。町に散歩に出た。フランクフルトと言えばレーマー広場。そこにしばらく座ってみる。こんなにゆっくりここに居たのははじめてかもしれない。それから川沿いに歩いてみたりして,のんびり1日を過ごした。 ホテルに帰って,また迷う。明日,もう一度周囲の環境を調査に行くことにした。 夕食は駅のソーセージ屋のSpiessspaetenBroetchen。野菜を炒めたものと串焼き肉を挟んだサンドイッチ。実は,これでこのソーセージ屋のテイクアウト4種を全部食べたことになる。安上がりだけど結構うまかった。 |
Ostendのアパート Grueneburgwegのアパート |
満開の桜 |
<15日(日)> 遅めにホテルを出て,それぞれの現地に行って周り数百メートルを散策。写真に収める。ついでに無線環境をチェック。なぜか,どちらも公衆無線が使えてしまう。ありがたいのなんの。なんと言っても,ホテルを出ると,どうやってインターネットを使うかが問題だ。家に引こうにも1ヶ月ほどかかるというし。 ホテルに帰って,いろいろ結果報告をしつつ,再度検討。結局5階の物件はやめにした。やめたら何となくそっちがよかったような気がしてくる。不思議なものだ。でも,いろいろ考えた結果だし,それで納得。…再度レーマーに出かけて,そこの一杯飲み屋さんで,ビールを注文。なんとか決まってほっとする。 夜になって,Dipf(ドイツ国際教育研究所)のKoppさんに電話をする。ずっとプラハに行っていて連絡がとれなかった。ようやく話せた。月曜日の夕方,引っ越しを終えてからDipfに行くことにした。 |