<10月22日〜25日>
25日にエアランゲン大学の国際センターで開催される,ドイツ文化レクチャーに申し込んでいたのだけど,「定員オーバーになりました」との知らせが来た。早く返事をすればよかった。なんでも後回しにしてたら機会を逃す。 週初めにビザの延長手続き申請にいく予約をお願いしていたのだけど,こちらも音沙汰無し。予約が入らなかったのだろうか。まだ時間があるようなのでいいけど,そろそろ申請しておきたいところだ。 仕事としては,とある論文の修正。かなり大がかりな修正になるし,それがオリジナルのものとはずいぶん違ったロジックになるので時間がかかる。破綻しないようにできればいいのだけど…。 |
エアランゲン大学のあるSchlossgartenの側から撮った写真 すばらしい色彩になってきた |
ドイツでは,(週によって違うけど)次の2日間が祝日。
週末と祝日に絡めて,シャルム・イッシェーフ(Sharm El Sheikh:老聖者の路というような意味らしい)に小旅行を組んだ。シナイ半島のほぼ先端。ここから紅海でのダイビングボートが出る。1週間,ここに滞在する。というわけで,次の号はシャルム・イッシェーフ便り。
とはいえ今週をこれで終わるのもあまりにそっけないので,その前にバンベルグとちがったもう一つの有名な街,ニュルンベルグの紹介を。エアランゲンからは,ニュルンベルグの方が若干近い。街の名前は,ニュルンベルグ裁判とか,ニュルンベルグのマイスタージンガーとかで有名ですね。何度か書いてるとおり,DBの料金は3.9ユーロ。時間は列車によって違うけど,早いので20分。かかっても30分程度。駅は旧市街の外側にあって,駅から地下道を通って旧市街に入る。旧市街は,城壁に囲まれている素敵な街。
ニュルンベルグにはカイザーブルグ城という城跡がある。坂道だけど,登ると街全体を見渡せる城跡につく。この城の一部は,ユースホステルになっている。中は清潔で見晴らしもよくていいらしいけど,残念ながら26歳以下でないと泊まれない。
ドイツのクリスマスに欠かせないピラミッド |
この街,ドイツで最大の(と言われている)クリスマスマーケットがたつ。ドイツのクリスマスマーケットは,ご存じの方も多いと思うけど,とても大規模で豪華。たいがい中央に巨大なクリスマスツリーやピラミッド(おもちゃののった丸いステージがツリー状…というか五十塔みたいに…に何層かに積み上がっているもの:家庭用のものはろうそく立ててその炎からあがる熱気で上についている風車を回すと,ステージが回転する)があって,まわりにたくさんのお店の小屋ができる。木の玩具,焼き物の家,シュトーレンやレープクーヘンなどのお菓子,ホットワイン(グリューヴァインという),ソーセージ&パンなど,実にいろんなものを売っている。大阪のウェスティンホテルや六本木ヒルズで小型版をやっているので,知名度が上がってきたんじゃないかな。
ニュルンベルグのクリスマスマーケットがたつ広場には,もうピラミッドが組み上がっている。 ↑ |
まだ10月25日だけど,いろいろな店のショーウィンドウも徐々にクリスマス色を見せるようになってきた。これから日を追うに従ってますます飾りつけられていって,クリスマス一色の12月に向かっていくのだろう。楽しみ。 | お菓子屋さんのショーウィンドウ クリスマス飾りが進行中 |