3時半に起きて,4時25分発のDBに乗る。それにしても,ストライキで運行中止とは。とんでもないとばっちりだ。そして,列車も本来のICEではなく,代替車両のIC。少し昔の特急だ。でも,全席1等だったのがありがたかった。最初は乗客も少なかったのだけど,時間が下がってくると徐々に込んできた。2席使って優雅に寝たり仕事したりしてたのだけど,ついにバンベルグで隣に人が来た。エアランゲンには,当初予定より約1時間ほど遅れて到着。家に荷物を置いて,昨晩から近くのホテルに泊まっていた学生ちゃんたちの所に行った。彼女たち,無事に卒業式を終えた翌朝のフライトで来独。
一緒に列車でニュルンベルグに出て,ニュルンベルグ観光コース(オリジナルよ)を1周した。ローレンツ教会→焼ソーセージ・ホイスレ→カイザーブルグ城(城と博物館)→デューラーハウス→おもちゃ博物館→ヴァイスゲルバー通り→国立ゲルマン博物館,と何度か行った所をまわる。だいぶ案内にも慣れてきたからか,今回のルートはとても効率がいい。アップダウンも多いニュルンベルグで,あまりつらくないコースでもあった。
運が良かったのは,ゲルマン博物館。昔の楽器などを見て出てきたら,地下のカフェでリュートとフルート,オーボエ,チェンバロの演奏会のリハーサルをやっていた。学生ちゃんたちに,実際の音を聞いてもらえた。リュートなど,普通はなかなか聞かないものね。アンサンブルの中で聴くのは,僕も初めて。 夕方エアランゲンに戻って,少しだけエアランゲン探検。大学の建物などを紹介した。その後,かみさんも合流して夕食。ツム・シュヴァルツェン・ベアの料理は口に合う。その後,家に少し寄ってもらった。寒かったけど,途中のアイスカフェ,ベネツィアもGood。 |
リハーサル |
カイザーブルグ城のミュージアム ここでは鎧や刀など騎士の道具が見られる こんなのを着て,城の急坂を登ってきたとは たいした体力だと思わざるを得ない |
木組みの家が残る ヴァイスゲルバー通り いわゆる観光ルートから少しだけ離れていて 人通りは多くない |
4人でミュンヘンに移動。ミュンヘンの観光も,それなりに効率よくまわる。新市庁舎→シュパーテンで昼食→モダン美術館に行こうとしたら冬場は閉館→がっかりしつつもマルクト広場→ペーター教会の塔→ノイエピナコテーク→アウグスティナーで夕食。その後,2人は夜行列車でパリに向かう。出発の10時50分の発車まで,駅で見送った。この電車,ものすごく混んでた。こんな多くの人が,夜行で移動するんだとびっくり。それぞれに別れがある。われわれも…。一緒に遊んだのはたった2日間だったけど,別れの寂しさは大きい。
ペータース教会の塔から 新市庁舎が小さく見える |
約300段。よく登ってきました! |
アウグスティナー・ケラー ドイツ風の長机でみんな相席 |
夜行のICEでパリに 無事についてパリでもトラブルなく楽しんだそうだ(^_^) |
遊園地建設中 |
3月23日(土)
ミュンヘンに泊まった翌朝,エアランゲンに直帰。もうすぐイースター休暇。シュロス広場に,大型遊具ができつつある。「エアランゲンの春祭り」と言うようだ。車をぶつけて遊ぶアトラクションらしい。 |
その後,遊園地は徐々に完成に向かっている。メリーゴーラウンド,電車,大きなベンチがまわるもの,ダーツ,射的などができている(遊園地の乗り物の一般名称って思いつかないものがある。メリーゴーラウンドや射的などはいいけど,イメージを伝えるのに苦労する。でも,見たら必ずそれとわかる。)ちらっと見たら,屋台もいくつか出そうだ。クリスマスマーケットのときのような賑やかさではないけど。
シュロス庭園の方にまわってみたら,あちこちにクロッカスが咲き始めていた。やはり着実に春は来ている。でも,気温はまだまだ低い。日中は零下ということはないけど,外を歩くと空気はかなり冷たい。夜になるとiPhoneアプリが「物凄く寒い」という警告を鳴らす。
この間,いくつかの報告書と学生の論文チェックに時間を使う。しばらく,自分のことは後回し。
遊園地がほぼ完成 ならんでいるベンチが空中高くあがってまわる |
シュロス庭園にはクロッカスが |
イースターの初日。夜,Y中先生のお宅に招待された。うちから徒歩45分。バスの便もあるけど,歩いて行った。おいしい手巻き寿司とワインをいただいた。遅くまで,いろんな話が出て楽しかった。いろいろ新しくわかったこともあった。エアランゲンは,例のアスパラガスの産地だそうだ。シーズンもうすぐ。楽しみだ。
3月30日(土)〜31日(日)
イースターだから,どこも店はやってないと思っていたら,ぽつぽつ開けている店がある。春祭りの会場を見に行って,そんな店をまわったり,屋台をひやかしたりした。ハンガリーのお菓子(のようなもの)に,ランゴシュというのがある。これを一度食べたかったのだけど,その屋台が出ていた。もちろん,試してみた。要するに,メリケン粉の円盤を油で揚げて,それにチーズを乗せたようなもの。この説明で想像できる味だ。チーズが溶けてたらもっとおいしいのに…とか思う。 それ以外は,あまり外出せず論文チェックなど,仕事を中心に過ごした。人の論文の修正には時間がかかる。 |
ランゴシュのスタンド |